「空の村号」見に行きました(*^ ¬^*)
先日は日田子ども劇場主催の
http://hita-kodomo.net/
劇団仲間「空の村号」を見に
http://www.gekidan-nakama.com/sora.html
https://www.facebook.com/#!/soranomuragou.kagoshima?fref=ts
パトリア日田に行きました。
http://www.patria-hita.jp/organize/detail.html?id=935
実は3月15日に別府親と子の劇場と
おおいた子ども劇場の共催で
コンパルホールで行われた
観賞会にも行ってたのですが、
http://oyatoko.junglekouen.com/e793082.html
その日は体調不良できちんと見れなかったので
今回リベンジしたのでした♪
一緒に行ったのはやっぱり
体調不良で大分公演が見れなかった方と
席の関係でじっくり見れなかった方。
みんなリベンジで気合入りまくりでした(笑)
いつ行っても木の香り溢れる素敵なパトリア日田。
これ1個、別府にも欲しいなぁ。
ビーコンプラザと交換してくれないかしらん?Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
さて「空の村号」ですが。
主人公は元気いっぱいだけど、考えるのは
ちょっと苦手な小学5年の「空(そら)」。
そんなお兄ちゃんに力一杯突っ込みを入れる
頭のいい妹、小学4年の「海(うみ)」。
二人のお父さんはわざわざ東京から
この土地が気に行って酪農をしに
引っ越して来てました。
酪農の修業先の娘さんだったお母さんと
そのまたお母さんのおばあちゃんの
5人家族。
お友達のお家と違ってお父さんと
お母さんがけんかする所を見た事がないから
うちはちょっと変わってると思ってた「空」
でも突然の震災と原発事故で
何もかも変ってしまいます。
元々お家で本を読むのが
好きだった「海」。
でも震災後は落ち込んで
ひきこもってしまいます。
相変わらず考えるのが苦手な
「空」は今まで見た事もない
「映画監督」が村に来て
大興奮!
そんな兄に
「映画監督が来るのは
放射能のせいなんだよ!」
と怒る「海」
近所のおじさんも遊びに来た
「空」に
「上着脱いで風呂でシャワー
浴びて服を着替えろ!」
と言います。
そんな中、あこがれの映画監督
と話す事に成功!
「ドキュメンタリー」
と言う言葉を知って
お父さんのビデオカメラで
自分でも色々撮り始めますが
産まれて初めて
お父さんとお母さんが
けんかする所を見てしまいます。
「周りの人がどんどん子どもを
疎開させているのに
どうしてうちの子供は
疎開させられないんだ。
東京のお義母が心配して
来ないかと言ってくれてるのに」
と言うお母さんに
「国も役場も大丈夫。
と言ってるんだから大丈夫」
と返すお父さん。
「子どもが可哀想だ」
となくお母さんに
お父さんは
「疎開ったって何時まで
かかるか分からない。
そんなに長い時間
子どもと離れたら
お前の方がダメになって
しまうだろう」
とぽろっと本音が。
二人がけんかする姿に
ショックを受けた「空」は
「ドキュメンタリーなんか嫌だ!
ホントの事なんかちっとも面白くない
SFで冒険でアニメで本当のことなんか
1つもない映画を作るんだ!!」
と30分(笑)かけて超大作の脚本を書いて
悪ガキ仲間の2人と「海」と一緒に
映画撮影を始めます。
「空」のお父さんがおたくだった
設定になってるので
波動砲やらなんやら
おかあさん、お父さん世代には
爆笑のシーン満載です。
途中カメカメなんたらもあったしな~
そして悪の宇宙人
「ガガゾゾボンバー」
が最高なんですわ。
後で役者さんに聞いたら
やってる方は凄く大変だったそうですが・・・
でもホントの事なんか
何一つないはずの映画に
ホントの事が入ってきてしまって
撮影は失敗。
失意の「空」。
そして二人は
東京からお迎が来る事に。
悪ガキ仲間の1人は北海道の牧場へ。
村を存続させると頑張ってる
村長派のお父さんの子は
隣村のアパートに引っ越す事に。
バラバラになってしまったみんな。
最後に「海」が某アニメを見た感想を
「空」に話します。
「波動砲とか造る科学技術があったのに
どうして地球人は放射能除去装置
を作らなかったんだろ?
本当に大切なものが何だか
分かってなかったんだね」
「空」と「海」のお母さんも言います。
「弓が放たれた時
誰が弓を放ったかを考えてる間に
誰かが怪我をしてしまう」
誰が悪いか考えるだけではダメなんだ。
その社会の仕組みを変えないとダメなんだと
気がつく「空」。
あれから4年。
5年だった「空」は中3の受験生。
村には帰れてるのか
牛を殺処分した後お父さんは
どうなったのか。
お友達は?
考えずにはいられない劇でした。
この劇はいつもの劇とは違って
九州の子ども劇場のお母さんたちが
「絶対呼ぶから劇を作って!!」
と劇団仲間にお願いして
作ってもらいまいした。
30ステージの予定が
大幅に増えて66ステージに
なったのは誰もが福島の現状を心配し
きちんと向き合いたいと思った結果だと
私は感じました。
この劇を見て改めて私たちは
どう生きていくのか。
劇を見た後に
「楽しかった~
面白かった~」
だけでなくこれからの自分達の生き方を
どうするのか問いかけられた舞台でした。
日田子ども劇場の次回鑑賞会は
松元ヒロさんのソロライブ!
これも観た~い
パトリア日田にあった
さかなクンのイラスト。
あんまり年が違わない事を
初めて知って軽くショックを受けてしまった(笑)
だって若く見えるじゃん!!
観劇後は花見も出来て
大満足!!
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