2015年02月16日
『はなのすきなうし』

1954年に第1版が日本で発行された
マンロー・リーフ:話
ロバート・ローソン:絵
光吉夏弥:訳
岩波書店発行
の絵本。
題名の通り花が好きで、1日中
コルクの木の下に座って花の匂いをかいでいる
フェルジナンドがちょっとしたアクシデントで
乱暴な牛と勘違いされて、闘牛場に連れて行かれるお話です。
こう書くと、平和主義の優しいお話なのね?
と思われるでしょうが
私は違うんじゃないかなぁと(笑)
理由はローソンさんの絵。
フェルジナンドのお母さんの角や
フェルジナンドが座っているコルクの木を見れば
分かっていただけるかと。
文章も結構…だし。
そんな絵と文章の絶妙な楽しさを味わえる1冊です。
640+税