2015年02月19日
『ふゆめがっしょうだん』

『ふゆめがっしょうだん』
冨成忠男・茂木透:写真
長新太:文
かがくのとも傑作集
福音館書店
900円+税
雑木林で普通に見られる冬の木の芽の写真に
『キャベツくん』や『おしゃべりなたまごやき』
で有名な長新太さんが言葉を添えています。
最後の解説で
「ウサギさんや、コアラ君の顔があったり、
帽子をかぶった子どもの顔に似ていたり…」
と書かれていますが、私には全部
ウルトラマンの怪獣に見えてしまいます。
そして怪獣達が合唱する様子を
想像しちゃったりして…ああ。
良い子の皆さんにはぜひそんな想像をしないで
純真に楽しんでいただきないなぁ。
そして冬の雑木林に行ったらぜひ
ウルトラマンの怪獣をではなく
木の芽を探してね!!
2015年02月19日
『こいぬがうまれるよ』

『こいぬがうまれるよ』
ジョアンナ・コール:文
ジェローム・ウェクスラー:写真
つぼいいくみ:訳
福音館書店
900円+税
お隣のお家に産まれる子犬をもらうのを
楽しみにしている女の子の語りの絵本です。
出産シーンもありますが、モノクロなので
苦手な方も大丈夫。
出産の様子から子犬が成長していく
様子を丁寧に描いて(写真ですが)います。
最近は小型犬ブームやペットに対する
意識が変わってきたお陰で以前より
集合住宅でもペットを飼いやすくなりましたね。
でも色んな事情で飼えない方や、
これから飼おうかなと言う方
ただ単純に犬好きな方にもオススメの絵本です。
ま、お嬢ちゃんのネーミングセンスには
ちょいと突っ込みたくなりますが(笑)
2015年02月19日
『とうさんおはなしして』

『とうさんおはなしして』
アーノルド・ローベル:作
三木卓:訳
文化出版局
854円+税
教科書に載っている(今も載ってるのかなぁ?)
「おてがみ」で有名なアーノルド・ローベルさんの絵本です。
ベッドに入って父さんにお話をねだる男の子達。
絵を見た感じではみんな同じ位だから7つ子!?
一つのベッドにお利口に入っていて可愛いのです♪
失礼。
話が横道にそれました(笑)
「一つおはなしをして」
と言う子ども達になんと父さんは
「おはなしがおわったら
すぐねんねするってやくそくするなら
ひとりに一つずつ
ぜんぶで七つもおはなししてあげよう」
なんて答えるのです。
何と太っ腹な優しい父さんなんでしょ!
しかもお話をそれだけ作れるなんて羨ましい!!
もちろん子ども達は
「しますともしますとも。」
と約束。
七つの楽しいお話が始まります♪
まあこの本読むときには、別に
1日で一気に全部読まなくっても
いいとは思いますが、太っ腹な
父さんに負けるものちょっと悔しいかも?
まあその辺は親子でお好きになさって下さい。
所でこの本は表紙を開くと何故か中扉
(と言う呼び方が正しいかどうかしらないのですが)
が2枚あり(普通は1枚)
それぞれ絵が違っていて面白いのです。
また目次にもそれぞれのお話の
登場人物の絵が描いてあってお買い得感満載!
自分たちが寝たあとはどうなっているのか
子ども達が安心出来るラストも
最高の1冊だと思います。
2015年02月19日
『やさしいライオン』

『やさしいライオン』
作・絵やなせたかし
フレーベル館
880円+税
やなせたかしさんと言えば『アンパンマン』が有名ですが、
発表されたのは『やさしいライオン』の方が先で
最初はこちらの方が評価が高かったんだそうです。
元々は児童書として発売されたものを絵本にしているので
多少?と思う部分がないではないですが
みなしごライオンのブルブルと
親代わりのめす犬のムクムクの
親子愛を十分に感じていただけると思います。
そしてそれを理解出来ない私達人間の哀しさも。
2015年02月19日
『ばばばあちゃんのやきいもたいかい』

『ばばばあちゃんのやきいもたいかい』
さとうわきこ:作
福音館書店
かがくのとも傑作集
838円+税
子どもに大人気ななんでもやっちゃうパワフルな
ばばばあちゃんのシリーズです!
落ち葉を掃いてたばばばあちゃん。
子ども達と一緒に焚き火を始めます。
もちろん焚き火といったら焼き芋でしょ?
でもばばばあちゃんだから焼き芋だけでは終わらない♪
お菓子でも果物でもどんどん焼いちゃえ!
みんなで楽しく食べて残ったじゃがいもはパンケーキに変身!
さつまいもま干しいもに。
それでも残ったものは紐で木につるして
鳥たちの為のクリスマスツリーに。
素敵で楽しいばばばあちゃんの1冊です!
ちなみに。
『ばばばあちゃん』は
『ばば・ばあちゃん』だと思うのですが、どうしたことか
『ばばば・ばあちゃん』と呼ぶ大人が何人かいらっしゃいます。
気にしないのか、ちゃんと読んでないのか?
訂正するのも失礼なので黙ってますが…。
ちなみに子どもが間違えて言うのを聞いたことはありません。
不思議ですね。
2015年02月19日
ぬいぐるみ絵本『一緒にお出掛けメイシーちゃん』
ぬいぐるみえほん
いっしょにおでかけ
『おはよう!メイシーちゃん』(写真右)
と
『メイシーちゃんのおかいもの』(写真左)
どちらも1200円+税

一緒にお出掛けするのにピッタリな
メイシーちゃんのぬいぐるみえほんです。

しっぽのマジックテープを外すと
リュックが絵本になっています。

プレゼントにもぴったりです。

いっしょにおでかけ
『おはよう!メイシーちゃん』(写真右)
と
『メイシーちゃんのおかいもの』(写真左)
どちらも1200円+税

一緒にお出掛けするのにピッタリな
メイシーちゃんのぬいぐるみえほんです。

しっぽのマジックテープを外すと
リュックが絵本になっています。

プレゼントにもぴったりです。

2015年02月19日
『ぐりとぐらのおきゃくさま』

『ぐりとぐらのおきゃくさま』
なかがわりえこ
と
やまわきゆりこ
福音館書店
800円+税
言わずと知れた日本の名作絵本
『ぐりとぐら』シリーズの1冊です。
ぐりとぐらのが森で雪合戦をしてた時に
大きな長靴の足跡を見つけます。
後を辿って行くとなんとぐら達の家に続いていて…。
『ぐりとぐら』のカステラに続く美味しいモノ!!
おっきなチョコレートケーキσ(≧ω≦*)
今はちっとも珍しくないですが、子どもの頃は憧れたな〜。
でも今の子ども達にも大人気なのは、
やっぱりぐりとぐらに魅力があるからなんでしょうね。
1966年月刊「こどものとも」発行
1967年「こどものとも傑作集」発行
2015年02月19日
『ぞうくんのさんぽ』

『ぞうくんのさんぽ』
なかのひろたか:作・絵
なかのまさたか:レタリング
福音館書店
800円+税
ぞうくんが散歩に出かけたらかばくんに出会いました。
一緒に行こうと誘ったら
「せなかにのせて
いってくれるならいいよ」
そこでぞうくんの背中にかばくんが乗って
散歩してるとわにさんに会いました。
一緒に行こうと誘ったら
「それじゃあ ぼくも のせてよ」
っておいおいと突っ込みたくなりますが
ぞうくんはわにさんも乗せて…。
1968年に月刊「こどものとも」で発表され
1977年に「こどものとも傑作集」として出版され
長く愛されています。
ちょっとだけハラハラするけど、
親子でほっこり出来る優しい絵本です。